公文で学んで欲しいこと
J君の公文の進み具合は素晴らしく、数学と英語についてはIリーグに突入してしまったようだ。Iリーグというのは中学3年生レベルの学力を指すそうだ。小学校4年生でもうそこまで進んでしまったのか。凄い。
J君は公文で培った学力が凄いのだが、親としてはそういう結果よりも、机に向かって勉強する習慣が付いたことを高く評価したい。無論、Iまで進んだことについては思いっきり褒めてやったのだが、それ以上にこういう習慣が身に付いたことを誇りに思ってもいいと話してやった。私自身は恥ずかしながら、机に向かってきちんと勉強するという習慣は身に付いていなかった。それでも教科書を一通り読むだけで大抵理解できたので、中学まではそこそこ勉強が出来、大した苦労はしなかった。しかし高校に入ってからもそんなやり方が通用するわけも無く、成績は気持ちいいくらいに急加速で落ちていき、それゆえに勉学に関しては暗い高校時代を送ってしまった苦い経験がある。そんな苦労をしなくて済むように、J君R君にはきちんと机に向かって勉強する習慣を身につけて欲しかった。そして、実際J君については習慣も学力も身に付き、言うこと無し。R君は成績こそ駄目だが、机に向かう習慣が身に付きつつある。これは大きな武器になる。この調子で継続して頑張って欲しい。
そして、嫁へ。よくぞ辛抱強くここまで習慣を叩き込んでくれた。今まで、坊たちが泣こうが喚こうがむくれようが「やるべきことをやりなさい!」と叱咤激励してやらせてきた。「成績のため」、「学力向上のため」ではなく、「やると決めたことは最後までやりきる」、「やるべきことは毎日ちゃんとやる」という教育で叩き込んできた。そこには勉強が出来ないことへの叱咤は一切無い。ただ、人としてのルールを教えること一点のみの指導。それが結果的に坊たちにとって生涯の武器となる習慣を身につけさせている。偉い。感謝。今後とも宜しく頼む。