個人懇談の結果

今日はJ君の個人懇談だったそうだ。嫁から聞いた内容はいささかショックであった。どうもJ君はクラスでいじめに遭っているらしい。いじめているのは同じクラスの男の子で、共通しているのは勉強できないグループ(先生から見てすぐそういう分類ができたらしい)。学校で勉強が良く出来ること、日頃の言動がちょっと変わっていること、女の子に優しくて女の子からの人気が高いことが、彼らには面白くないらしく、それでちょっかいだされているらしい。具体的にどんないじめを受けているのかは分からなかったが、時に泣いている時もあったそうだ。担任の先生も最近J君から相談を受けて知ったらしい。
そういえば、ここ数ヶ月は特にJ君のR君に対する態度が酷く、明らかに八つ当たりをしている様子だったのだが、あれは今にして思えばいじめられたイライラをぶつけていたのかもしれない。
実はこうなることは夫婦ともども予想はしていた。確かにJ君は、我が子ながら勉強が良く出来るし、同年代の子に比べていろいろなことを知っている(らしい)。しかし、日頃それをひけらかしたり、鼻にかけるような言動が目立っていた。また、ちょっと言葉遣いが変わっていて、聞く人によってはJ君にそのつもりが無くても非常にカチンとさせてしまう物言いになってしまうことがしばしばあった。親ですらカチンと来ることがよくあったほどであるので、ましてや友達なら尚更ではなかったかと思う。家庭ではその言葉遣いに注意するよう何度も教えていたのだが、本人が頑固でなかなか正そうとしなかった。で、この結果。燃えているストーブが熱いということを教えるには、実際に触らせることが一番とも言う。いじめられたのは残念だが、言葉遣いを正させる良い機会になると思う。温かく見守りつつ、それとなくいじめを受けた際の対処を示しつつ、正せるところを正してやりたい。
しかし。どうやって切り出そうか、それが悩むところである。下手な切り出し方をすると、プライドを傷つけたり大人に対する不信感を植え付けかねないからなぁ。