今日は、she-laさんに教えてもらった四日市の末広橋を見に行った。坊たちに話してみた手応えは上々で、特に機関車や貨物列車が好きな次男坊は目を輝かせていた。私自身楽しみになっていたが、だんだんこの鉄道趣味に浸り始めているような気がする。
現地は、休日と言うこともあって工場敷地内らしいところにも人影は見られなかったので、ノアでどんどん入っていけた。線路沿いに車を停め、まずは腹ごしらえ。最近家族でのお出かけの際には弁当を用意してくる。お金が無いからw。私は5分足らずで平らげ、坊たちがまだ食べている間に下見に行くことにした。いつのまにか先客がおり、親子連れのお父さんと、肩から大きなカメラを下げたお年寄り、黒いトレノに乗った若い人(!)が見えた。けっこう見に来る人はいるようである。うちの家族だけと言うのも心細かったので、ちょっと勇気付けられた。
十分見れそうなので、ノアに戻り、坊たちに声をかけたら、長男坊はすぐについてきたが次男坊は電車の音を恐れて出てこなかった。大きな音が苦手なので仕方が無い。次男坊と、電車に全く興味の無い嫁さんをノアに置いて2人で橋を見に行った。
橋は降りていた。事前のネットでの調査では、貨物列車が来るときに降り、普段は跳ね上がっているとのことだったのだが、後になって休日は船が通らないため降りっぱなしらしいということを知る。船も貨物列車も来ないなーと待っていると、長男坊が「父さん、汽笛と踏み切りの音がする」と言い出した。言われて耳を澄ますと、確かに汽笛と踏み切りの音が聞こえるではないか。2人して急いでカメラの用意をし構える。ここで長男坊に「父さん、邪魔。もう少し下がって」と言われた。長男坊は動画を撮るのが好きなので、余計な被写体は入れたくないのだそうな。しばらくすると貨物列車がゆっくりと四日市駅の方角からやってきた。こんなにゆっくり走る列車は初めて見る気がする。夢中でシャッターを切った。

列車が行った後で、次男坊を様子を見にノアへ戻ったが、視界の隅に映ったトレノが気になった。京都ナンバーだったのだ。嫁に見つからないようにこっそり携帯で某掲示板を見ると、なんとshe-laさんも現場に来ているとのこと。間違いなくあのトレノに乗っている若い人である。どう声をかけようかと迷いつつ、いったんノアに戻り、今度は次男坊も連れて現場に戻ろうとしたら、she-laさんらしき人がこっちに歩いてきているではないか。うーんどうやって声をかけようかと考えていたら、また列車が来る気配が。慌ててカメラを構えた。
すごいすごい。こんな間近で走行中の機関車を見るのは初めてである。

列車通過後、件の彼と目が合ってしまったので取り合えず会釈。「どちらから来られたのですか」と聞かれたので「名古屋です」と答え、直後「あの〜she-laさんですよね?」と聞いてしまった。最近何事も単刀直入の私である。she-laさんちょっと面食らったような顔をしたが、すぐ爽やかな笑顔で「ああ、こちらから声をかけようと思っていたのに」と言われた。その後、坊たちを紹介しつつ、機関車の話をあれこれ。その後、長男坊が貨物のターミナルを見たいと言い出していたのを思い出し、she-laさんに場所を教えてもらった。

つづく