早朝、あまりの寒さに起きた。さすが田舎、朝は冷え込む。窓を少し閉めてまた布団に潜った。2階では、従妹の次男坊が「かーかーが居ないー!」と大泣きしながら駆け回っていた。
7時くらいになって再度起きた。なんだか肩が凝っていた。重い気もする。よくよく考えたら私が寝ていた場所は、祖父母の遺体が安置されていた位置である。祭壇の前で寝ること自体に抵抗を感じていたが、改めてぞっとしてしまった。
昨晩の料理の残りで朝食を頂いた後、落下傘入りの花火をやりに外へ。既に日も高く上り、気温は急上昇。だが、田舎の風は気持ちいい。J君は今朝も従妹の子供たちを積極的に面倒を見てくれていた。花火を楽しんだ後は、荷物を積み込み、ちょっとお茶をした後に叔父夫婦に挨拶し、名古屋へ向かった。別れ際に叔父が育てたというフットボール型のスイカと真っ赤なトマトを頂いた。
兄貴の家族を名古屋で下ろし、自分たちも一旦帰宅して、今度は嫁の実家へ行く仕度を始めた。このときJ君が顔を真っ青にして「忘れ物をした」と。腕時計とSUICAのパスケース。SUICAのパスケースには健康保険証も入っていたので大変である。親父や叔父宅に連絡して探してもらったが、腕時計は叔父宅にあったものの、パスケースが見つからない。念のためもう一度J君の手荷物の中を探してみたら、外ポケットに普通に入っていたorzその場で雷を落とし、叔父と親父に詫びの電話を入れた。J君には、出したものは必ず元の位置に戻す習慣をつけることと、探すときは真剣に漏れなく探せと厳重に注意をし、加えて今回そのために大勢の人に迷惑をかけたことを自覚させた。トラブルは教育のチャンスである。うん。
無事荷物を整理し、一路嫁の実家へ。途中ガソリンを入れ、安城市一号線沿いのラーメン屋(「烈」とかいう店)で昼食を取った。私の頼んだ担々麺は塩辛くて不味かったが、J君のしょうゆラーメンは美味しかった。
嫁の実家に着くと、R君が凄いハイテンションで飛び出してきた。そういえば10日ぶりくらいの再会である。R君は犬のようにJ君にじゃれ付いていたが、J君はそれを鬱陶しそうにしていた。やれやれ。
夜は豊川いIC近くの「五人百姓」とかいう居酒屋で食事。ここは刺身は最悪だったが、揚げ物焼き物は素晴らしく美味しかった。特にてんぷらの海老はぷりぷりに揚がっていたし、ウナギの蒲焼なんかはこういう店にしては専門店並の味を出していた。仕上げに食べた板盛り蕎麦も美味しかった。
運転とかで疲れていたが、帰宅後も義父の晩酌に付き合ってから寝た。かなり疲れていたのか、布団に入ってすぐ意識が遠のいた。