今朝、会社へ車で向かっているとき、虹を見た。西の空に大きなアーチとなって二重に虹がかかっていた。虹を見るたびに、「虹の橋の袂というのはどこにあるのだろうか?」「そこではどんな風に虹が見えるのだろうか」などと考えてしまう。高校の時、物理は赤点の人だったので、こういうことはさっぱりなのだが、直感的には、虹の位置は太陽と大気中の水蒸気の密度と、観測者の位置で決まるのではないだろうかと考えているが。逃げ水のように追いかけても追いかけても絶対に辿り着けないものなのではないかと。
知識の足りない頭であーでもないこーでもないと考えているうちに、ふと、虹の橋の袂が森の中や人の家の庭にサクッと刺さっている場面が頭に浮かんでしまった。どうも根がおちゃらけているのか、ずっと真面目なことを考えることができない。どんなに真剣に考え事をしていても、その後でシュールな考えが必ず頭に浮かんでしまう。