今日は家族みんなでイオンへお買い物。嫁にせがまれて、コートを買いに行ったのだ。珍しく、自分の懐を痛めて嫁のために買い物をした。思えば、今まで買うものを許可したことはあったけれど、自分の小遣いから金を出して買ったのは久しぶりな気がする。嫁も何だか普段よりも喜んでいるようだった。DSのソフトをこっそり買う計画はこれによって頓挫したが、久々にいい笑顔が見れたのでまぁよしとしよう。
嫁のコートを選んでいたときのこと。次男坊が、首なしのマネキンが気になってしょうがなかったらしく、しきりに「ねーこれ首が無いよー」「なんで首がないのー」などと言いながらマネキンの手を恐る恐る触ったりしていた。「マネキンの首はねー、お父さんが食べちゃった」などとわけの分からないことを言ってからかってやったのだが、そのうちだんだん怖くなくなってきたのかやたらペタペタとマネキンを触りだした。
で、「まさかなー」とは思っていたのだが、そのうちにマネキンの手から腕、腕から首、と触っていき…、おもむろに胸をなでなでと触りだした。顔はにやにや笑っている。「コラッ」っと叱り付けようとしたら、それよりも速く嫁の平手打ちが次男坊の後頭部にスパーーン!顔を真っ赤にして、次男坊の手を強く引いて逃げるようにしてその売り場から立ち去って行った。後には私と長男坊がぽつーんと取り残され、思わず顔を見合わせて苦笑してしまった。
性への目覚めは、長男坊よりも次男坊のほうが早いようで、自制が効かない分表現も行動もストレートだ。うーんどうしたもんかねー。