たこ焼きパーティー

天気もあまり良くなかったので、特に外に出かけることもなく、嫁の実家でごろごろしていた。西小坂井駅前の公園の桜は満開だったというのに勿体ないことである。昼は嫁が前の職場の先輩と食事に行ってしまったので、残った人たちでたこ焼きパーティーをやった。シェフはJ君である。タコを切ったり、キャベツ・ネギを切るのは義母に任せていたが、その他は前部J君が準備した。
焼きはJ君と私で担当。たこ焼き名人である嫁を欠いたまま、男2人で悪戦苦闘しながら何とか焼き上げた。途中で粉が足りなくなって、またタネから仕込んだが、J君が野菜を入れすぎたときに水のみを足すという失敗をしたのでひっくり返すのが難しいたこ焼きになってしまった。すぐに粉を足せば良かったのだが、敢えて失敗の結果を教えるためにそのまま焼いて見せた。その後、最後のたこ焼きでは粉を補充して違いを分からせ、納得のいくたこ焼きを焼かせた。この料理は教育も兼ねているのである。昼12時から始めて、終わったのは2時を回っていた。ずっと焼き続けたJ君はヘトヘトになってしまい、食後は寝込んでしまったが、本人曰く満足していたらしい。義父母も味には満足し、焼き方にも興味を持ち、途中でJ君と交代もしていた。なかなか有意義なたこ焼きパーティーであった。
それはそれとして、途中、義弟が降りてきてたこ焼きだけ受け取ってまた2階に上がっていってしまった。降りてきたときに挨拶しても素っ気ない返事。一緒に食べればとは思ったが、自分で作ってしまった壁が壊せないのだろうか。待つしかないのかな。