49日法要

今日は土曜出勤日だったが、会社を休んで先月無くなった嫁の祖母の49日法要へ参列した。嫁ですら知らない親戚の多い法要だったから、私なんかもっと居場所が無かったが、率先して雑事を手伝って誤魔化した。でも、営業になったのだから自分を訓練する意味で遠い親戚に話しかけるべきだったかなと反省。法要後は、仕出し料理屋で非常に豪勢な料理を頂いた。豪勢すぎて、晩ご飯が食べられないくらいに満腹になった。
ひとつ自分について発見。昔は1時間正座しても平気だったが、お坊さんが49日法要のためのお経を唱えた約40分の間、足のしびれが耐えられず5回も足を崩してしまった。隣の誰だか分からない人から「こういうときは南無阿弥陀仏を10回言うときと、焼香するときだけ正座すればいいんだよ」と入れ知恵されたもので、つい。義弟のY君は40分見事に座り通し、墓参りに行くときに立ち上がれずに悶絶してた。
変わった風習を一つ知った。墓参りの後で、本堂でお経を読んでいたときに備えられていた49個の餅。あれは、最後にみんなで分けて食べるのだそうだ。このへんの習わしかと思っていたが、他の親戚も知らなかったようなので、ここの住職が導入したのかもしれない。もともとは餅を49個に割って人型に並べ、後で各々身体の調子の悪いところに対応した餅を頂いて食べると治るという伝承に基づいているのだそうだ。