初めてのボーリング

Wiiスポーツでボーリングに興味を持った坊たちに、本物のボーリングへ連れて行ってやろうと建設予定地…じゃなくて南区にあるロイヤルボウル名古屋へ行った。坊たちにとっては初めてのボーリングである。私にしても実に7年ぶりか。嫁さんは10年ぶりくらいだと言っていた。
星が丘等に行くと激混みのボーリングだが、ここロイヤルボウルは非常に空いていた。歴史を感じさせる古い建物で、ボーリング全盛期の頃にはさぞかし流行ったであろう店なのだが、今はちょっと閑古鳥が鳴いている感じの古い店である。店員も一人しかいない。午前中ということもあるのだろうが、この時点で他に客が5組程度というのは家族連れにとっては嬉しいくらいの閑散振りである。確かここ100レーンある店のはずだったのだが。
1階入り口で靴を借り、経費削減のためか手すりだけエスカレーターのままの階段を上り、2階の受付へ。逸る心を抑え切れない坊たちの首根っこをつかみながら名前をメモし、受付をすませた。空いていたので4人で2レーン使わしてもらい、片方のレーンは坊たち用にガーターを埋めるバーを出してもらった。
プレイ開始。J君もR君も、親のアドバイスになぞ耳を貸さず、思い思いの方法で玉を放り投げる。見ていて危なっかしい。J君は9ポンドの玉を使っていたが、転がすというよりサイドスローで投げるというフォームのせいで勢い余って玉が放物線を描いてレーンにドゴッと派手な音を立てて落としていた。本人いわく、一応転がしているつもりなのだがなかなか指が離れず、結局放ってしまうのだそうだ。R君は6ポンドの玉だが、重すぎて悪戦苦闘。股の下から両手で転がしてみたり、横投げのように転がしてみたりいろいろやったが、どうしてもガーターのバーに当たってビリヤードのように転がしてしまう。
私ははじめは16ポンドの玉を使っていたが、ちょっとカーブとかに挑戦してみようと思って10ポンドの玉を使ってみたりもした。しかし、いきなりやったので曲がるには曲がるもののコントロールが全く出来ず、1ゲーム目は燦燦たるスコア。嫁さんも、久し振りで力加減が分からなかったのか、後ろに玉が飛んでいったりとかなり危なかったw
2ゲーム目は坊たちも大分自分なりの投げ方を身に付けて何回かに1回はスペアを出せるようになっていた。私はというと結局16ポンドに戻して投げていたけれど、かつてアベレージ186まで行った腕は錆びて落ちてしまったようでボロボロの112。それでも何とか1回だけストライクを出せたので良しとしよう。嫁のスコアは可哀想なので伏せる。
2ゲームで止めようとしたら、J君が勝手にボタンを押してしまい3ゲーム目開始。仕方ないので坊たちのレーンだけ3ゲームやることに。まぁ、興味を持ってくれて楽しんでいるのでいいのかな。勝手にボタンを押したことだけは厳重注意しておいた。
久し振りのボーリングで楽しかった。でも2ゲームやっただけで右腕に力が入らなくなるのは明らかな運動不足である。坊たちは全く平気で、また行きたいと嬉しそうに言ってくれた。連れて来た甲斐はあったようだ。Wiiもいいけど、本物も遊ばないとね。チケットを使えばそんなに高くないし空いてるし、また近々遊ばせて貰おうと思う。