庭の枇杷の木の枝が伸びすぎた。このまま伸びたら、次のシーズンには上半分は鳥さんたちへの捧げ物になってしまう。園芸の本によれば、今の時期が枇杷の木剪定には好機とあったので、午前中は夫婦で片付けてしまうことにした。前に大胆な剪定をしたのは3年ほど前だったか。その時も可哀想な位に切ってしまったのに、今は立派な大樹になってきている。植物の生命力は強いね。よく考えたら、理屈では分かっていても炭酸同化、窒素同化作用等で、水と日光と炭酸ガスと地中の養分からこれだけの身体を作ってしまうというのは凄いことなのではないか。一次生産者侮り難し。
毛虫も居らず、作業は順調に進んだ。しかし、梯子に登って枝の状況に合わせて角度を変えて鋸を引くのはなかなかの重労働である。終わる頃には腕も足もぶるぶる震えていた。年だなぁ。
枝と葉に分けてゴミ袋に詰めたが、手ごろな大きさの枝は、来年のキャンプに薪にでも使おうと縛って陰干ししておくことにした。ちょっと燃え難そうだけどね、枇杷の木は。