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お昼に親父がリフォームの状態を見に来たらしい。親父はいつも電話の向こうで指示ばかりして自分では直接見ないし動かないから、本来のお施主さん自身がその目で確かめるべきだと言ってやったのだ。果たして、嫁によればクレーム出まくりだったようだ。おまけに、出窓工事に伴い壁を張替えて色を周囲に合わせた(つもり)の業者が心配になってか見に来ていて、タイミング悪く親父と鉢合わせてしまい、親父の烈火のごとくの怒りのクレーム口撃に晒されてしまったらしい。曰く「どうしてリフォームに備えての壁材を生産中止したりするのか」「こんな色違いに塗りやがって!自動車業界だったら考えられない怠慢作業だ」「おまえはこれで仕上がりだと心底思うのか?自分の家だったらどうだ?」ととても大きな怒声を辺りに響き渡らせて一方的に責めていたらしい。
説明すると、親父が寝室の窓を出窓にリフォームするようお願いしたのだが、理由は分からないけど業者は壁のボードを外して色の全く異なるボードを嵌めていってしまったのだね。外したのをまた利用しない理由も分からないし、色の異なるボードをはめ込んだセンスも理解不能だったので問い合わせたら、古いボードの生産は中止されてるので色を塗ることで対応したいとの返事。じゃぁってんで、塗らせてみて仕上がりを見て???だった。塗った所だけのっぺりして色も違う。業者は10日も晒されれば色が変わってくるというが、とてもそうは思わない。というのは表面の状態も全く違うから、あからさまにここだけ張り替えましたよと分かる継ぎ接ぎの壁になってしまったのだ。正直、本気でこんなものをお客様に引き渡す気なのか、業者のセンスと正気を疑ったが、しばらく様子を見させてくださいとのこと。とりあえず経過を見守ることになった次第。
うーむ、怒りの内容はこちらとしても同じなんだが、明後日から嫁が一人で対応しなければならないわけで、ガツンと一発言っておく必要はあるにしてもあまり下請けさんを怒鳴り散らしてもいかがなものかと。逆恨みされて変な対応されやしないか心配である。下請けの仕上げも含めて厳しく品質を管理しなければならないのは元請の○水リフォームなんだから、怒鳴る相手が違うと思うんだよね。下請けさんはいくらで請け負ってるか知らないけど、与えられた予算以上のことはできないから、こんなひどい工事なのは余程叩かれているんじゃないかという可能性もある。腕が悪いのは責めるべきだがやり直しが出来ないのは元請を責めるべきだな。
なんにせよ、このあまりにひどいリフォームの仕上がり具合。○水リフォームの所長を呼びつけて抗議する必要はあるかもしれないね。