うちのレベルの低さに絶望

元請に叱られた。曰く、何故分からないことをすぐに聞かないのか?曰く、何故何も相談しないで決めてしまうのか?曰く、何故こうも危機感がないのか?ギブアップするなら早く言って欲しい。それならそれで、こちらも他の段取りを決めるから。出来るといったから、やりますといったから任せたのに、何故全くこちらの言うとおりのことが出来ていないのか?
言われたことが至極全う過ぎて、誰も何も反論できなかった。やれますかと聞かれるとすぐやれますと答えてしまうのがうちの会社。特に上の方の人ほどその傾向がある。それが当たり前なのかなと思っていたけど、他の会社の仕事の進め方なんか見てると、出来ないことははっきり出来ないと断るし、営業がちゃんと全て調べて仕事の範囲を決めてくる。でもうちは、何でもかんでも中身も知らずにほいほい引き受けて、ありえない話にコロッと騙されて帰ってくる。今回の仕事だって相手の営業にうまく騙されたようなもんだ。ちゃんと調べてこないからこういうことになる。仕事の進め方全体が悪い。何でも「だろう」「だろう」で確認も取らずに決めてしまう。良い馬鹿は分からない事だらけでも、罵倒されながらも何度も聞いて着実に物事を進めるが、悪い馬鹿は分からないのにろくに確認も取らずに勝手にどんどん決めてやってしまい、あとで辻褄合わせに奔走し、結局大失敗を引き起こす。うちは明らかに後者だ。相手の仕事があんまりしっかりしてるので、自分らの仕事ぶりが情けなくなってくる。騙されて連れてこられた工事担当者が可哀想だ。
もう、こんな仕事っぷりで最後に「何とかやりきったね」だけで終わらせたら、うちの会社に未来はないね。今回の反省をしっかりとやって、次への対策を練らないと。
そう言えば、我がボスM次長は典型的な良い馬鹿だ。愚直なまでに低姿勢になって元請けに話を聞きに行き、大きな現場でもトラブルなく着実に進めていた。あの行動を手本にしなくては。