裏の事情

先週の金曜日に児童大集会があって、嫁も他の支援学級児童のお母さんも呼び出されて運営の手伝いをした。その際に、他のお母さんと話が出来、いろいろな裏事情を聞けたとのこと。
何故、今、支援学級のO先生と交流先のK先生の折り合いが悪いのか?その原因と思われる事件が数年前にあったらしい。以下、その当事者だったSちゃんのお母さんの話。Sちゃんのお兄さんは当時非常に重いADHDでありながら普通学級に在籍していた。というのも、当時はまだこの学校に情緒障害のクラスが無かったためだ。重いADHDの子がいる普通学級の様子がどれほどのものであったかは想像に難くないのだが、お母さんも相当の苦労をしながら学校と接触を図り、時には対立し、時には協力しあい、過ごしてきたそうだ。で、5年生になるとあるのが野外教育実習。このときもSちゃんのお母さんは、5年生担当の先生と事前打ち合わせをしていろいろと対策を図ってきたが、その時「僕がついてますよ」と積極的に協力してくれたのが、今R君の交流先のK先生。これはちょっと聞いていて意外だった。それで、万全の体制を整えたのだが、やはり障害児の扱いに慣れていない普通学級の先生達は、より万全にと思い、支援学級の担当のO先生にも応援を求め、野外実習に呼んだのだそうだ。ところが、このとき、O先生は何故自分が普通学級の行事に呼ばれたのか分からないと猛反発し、全く協力しなかったそうだ。もともと感情の起伏が激しい先生なので、このときの荒れようは凄まじかったとの話。
これを聞いて、嫁は、今R君に関して全く逆の立場になっていることに気がつき、K先生の大人げないまでに頑なな非協力的(O先生に対して)な態度の理由が分かったような気がしたそうだ。その前にも何かあったのかもしれないが、どうも、O先生への不信感がますます増えてしまったのが、何ともやりきれない。