頼れる床屋さん

今日は我が家の男衆3人が床屋へ行ってさっぱりしてきた。その時のこと。R君が髪を切って洗髪する時、いつもは顔が濡れるのを嫌うので仰向けで洗うのだが、もう慣れたんじゃないかということで下向きで洗った。当然、顔が濡れてR君はパニックを起こしそうになり今にも暴れださんばかりに奇声を上げ始めたが、床屋さんはそこで機転を利かして「あと10数える間だけ我慢してね〜。はい、10、9…」とやってくれたのだ。端から聞いていて、これは何でもないことかもしれないが、発達障害のある子にこの具体的にあとどのくらい我慢すればいいのか示すやり方は、大変効果的なのである。普通は「あともうちょっと、あともうちょっと我慢して」と言ってしまい、パニックに拍車をかけてしまうものなのだ。だから、そんなことを咄嗟にやってのけた床屋さんに驚いたし、やはりこの床屋さんは頼れるなぁと思った。こういって障害児学級で宣伝しちゃうから、この床屋さんも対応力がついてきてしまったのかもしれないけど…。