嫁が丸の内で講演会を聞きに行くというので、残された野郎共は栄で遊ぶことになった。とりあえず、情操教育のために名古屋市美術館にて開催中のダリ展へ行ってみた。
今日は生憎の天気のせいか、美術館は愛知万博を彷彿させるほどの混み具合。行列が牛歩戦術の如くゆっくり進む美術鑑賞は初めての体験であった。職員は、どうぞご自由に鑑賞してくださいと声をかけていたのだが、並んで見るのがトレンドなのか誰も列を外れない。変なのw
J君は意外に真剣に見て回っていたが、R君は初めの内こそ怖いもの見たさで見ていたものの途中から怖くなって出口まで走って行ってしまった。まだちょっと早かったかもしれない。
美術館の後は、大須JOSHINキッズランドへ。ここには鉄道模型の専門コーナーがあるのだ。売り場に入ると、狭いながらも鉄道模型がショーケースに整然と並べられていた。これは鉄道趣味がなくても、思わず見とれてしまう。しばし、親子共々妄想の世界へ。組み立てキットなんかもばら売りしていて、J君が真剣な面持ちで熱心に手にとっては眺めていた。鉄道コーナーと同じフロアに、モデルガンのコーナーもあって、ついでに覗いてみたら模造刀まで売っていた。それも、日本刀や手裏剣ならまだしも、ファンタジーの世界に出てくるような西洋の剣や斧やメイスまで売っていた。い、いかん。かつてTRPGに熱中していた身には目の毒だ。欲しくなってしまう。特にあの特大のクレイモア。映画ハイランダー悪魔の戦士に出ていたような剣だ。かっこいい!
1時間半も長居した後に、近場でラーメンを食べて、オアシス21に立ち寄ってから電気の科学館(入館無料)で締め。かなり歩き回ったので疲れた。本日の結論。J君はいいが、R君には美術館はまだ早い。違う、シュールレアリズムはまだ早い。今度はちゃんとした絵を見に行こう。
メモ:栄に車で行くときにいい駐車場。電気の科学館の裏、交差点のはす向かいの角にある立体駐車場。パチンコ店に隣接。30分110円と、この界隈では破格の料金。中途半端な立地ではあるが、歩くのを厭わなければ最良の駐車場と思われる。