東京へ送り出し

朝6時に坊たち2人を叩き起こし、私と同じペースで朝の支度をやらせた。今日は名古屋駅から東京駅まで2人きりで行くので、せめて名古屋駅までは私が送っていくことにしたのだ。故に私と同じ時間にバスに乗せるために、坊たちにとってはいつもより30分以上早いペースでの行動。
早め早めに着替えさせ、歯磨きもさせて、私と一緒に少し早めに出発。早めに出たおかげでバスの列の前の方に並ぶことが出来、ゆっくり座って野並駅まで行くことができた。もっとも、この時期、高校生も大学生も居ないため、バスはいつもより空いていたのだが。バス、地下鉄に乗っている間、J君は東京でのスケジュールを思い描いているのか何か考え事をしているような、それでいてニヤニヤした顔をしていた。R君は終始今乗っている乗り物についてあれやこれや話しだし口が止まらない。
なんやかやしてる内に無事名古屋駅に到着。もう一度、新幹線に乗っている間の注意事項を2人に言い聞かせ、改札から見送った。2人はこれから待ち受ける楽しみにのみ頭がいっぱいのようで、こちらをほとんど振り返らずに改札の向こうに消えていってしまった。

うーんもう少し、名残惜しそうにしても良さそうなものだが。まぁ今回が初めてでもないし、いいか。
送り出した後は、旅の無事を祈るのみである。
実際。東京駅に着いたという、母からの連絡を貰うまでは、なかなか仕事に身の入らない私であった。嫁にも笑われた。