箱根旅行第一日目

【行程】
朝6時出発→美合PAで朝ご飯→富士SAで長い休憩→10時半頃に御殿場IC到着→箱根ガラスの森美術館→昼食→箱根神社→強羅→15時ホテルパイプのけむりにチェックイン→休憩後強羅駅でフリーパス購入→ケーブルカーに乗って早雲山まで上り、そのまますぐ下りる。→ホテルで晩ご飯→風呂→就寝。
御殿場に着いてからの行動をまだはっきりさせないままに、朝5時に家族全員を起床させ、朝6時に何とか出発。出がけに、R君に腕時計を持たせたら、最初は拒否していたのに、いつのまにか腕にしっかりとつけて時間を気にして行動するようになっていた。ただ、付け位置が手首ではなく肘のあたりだったのでまるでブレスレッドのようであったが。
途中、美合PAで簡単な朝食を取り(R君のみ朝っぱらからラーメン)、富士SAで寄り道した。富士SAでは、思いもかけず会社のK先輩と遭遇。忘れ物を取りに行ったら、斜め後ろにちょうど車を停めて降りてきたところだった。なんという偶然。先輩はこれから東京まで行くとのこと。
骨董市をやっていたので覗くと、いろいろおもしろい物が売っていた。中には本物の折れた刀まで売っていた。J君は古銭に興味を持ったようだ。楽市の中で、試食した桜エビとシラスが大変美味だったので、それを載せた軍艦巻きを買った。車中でブランチとして食べたが、桜エビは香ばしくて旨みと甘みがあり、シラスは甘みの中にほんのりと苦みもあり美味しかった。
御殿場までは渋滞もほとんどなく、降りてからも全く問題なく仙石原に着いてしまった。まだどこに行くと決めていなかったが、こういうときはどこに行きたいのかはっきりしている人の意見を優先と言うことで、嫁の意見を汲んでガラスの森美術館へ向かった。前にここに来たのは6年前。基本的には何も変わっていなかった。
ガラスの森美術館入り口にて

同美術館の一光景

博物館内では指輪展をやっていて、そこにクイズラリーがあったのでJ君は早速挑戦。R君はつまらなかったみたいで、終始ご機嫌斜め。店の中で嫁さんが何かを買うのを待っている間も、店内をうろうろうろうろ。J君は流石はお兄ちゃんというか、大人しく嫁さんの買い物に付き合っていた。適当に買う物も買って、さぁお昼ご飯と思ったが、ここのレストランは少々値が張るところだったので、他で食べることに。ガイドブックに載っていた、車好きなご主人が経営するカフェに行くことになった。本当は蕎麦だとか自然薯料理にしたかったが、何故か私以外の胃袋は洋食を求めていたのだった。
ちょっと変わった雰囲気のカフェで食事を済ませた後は、どうしようか迷ったが、家族会議の結果、芦ノ湖の東岸に沿ってドライブして、強羅に入ろうということになった。
初めて通るアップダウン、クランクのきつい道を通り、まずは桃源台に入り、そこから更に南下して駒ヶ岳ロープウェーのあるところに出た。しかしここは駐車料金が要るため、そのまま迂回し、更に南下。途中、神々しい雰囲気の森に入ったため、駐車場を見つけて入った。そこは箱根神社だった。
箱根神社のご神木。樹齢700年だとか通りすがりの人が言っていた。実に神々しい。

海に向かって建てられている鳥居。

湿っぽい空気だが、森の香りが立ちこめる神社だった。境内には武道場もあり、弓を射る人が何人かいた。こんなところで武道をやれば、さぞかし身も心も引き締まることだろう。更に階段を上り、手を清め、お参りをした。さて帰ろうというところでハプニング発生。R君がまたもUNKOを漏らしたのだ。どうも冷たいお茶の飲み過ぎで腹を下したらしい。急遽、宝物殿の個室トイレを借りて着替えさせた。こんなの久しぶりで、生UNKOを見てさすがに気持ち悪くなった。個室だったのでトイレットペーパーと水を駆使して何とか身体は拭いてやり、漏らしたパンツも袋に回収できた。宝物殿のおばさんも心配してくれた。しかしこのパンツの処置には困った。厳重に二重三重に封をして車内に保管した。パンツ回収後に、J君と私とで、湖面に建つ鳥居を見に行った。ここから神様を迎えるのだろうか、なかなか立派な物が建っていた。湖は思っていたよりも綺麗で、これなら鱒が居てもおかしくなさそうだった。
この時点ですでに2時半だったため、一旦ホテルにチェックインをしようと言うことになり、一路強羅へ向かった。強羅までは意外にあっさり着いた。ホテルパイプのけむり強羅店は、本当に強羅駅のすぐ近くだった。ホテルの駐車場はホテルの敷地内のは埋まっており、坂を下ったところに停めたので荷物運びがちょっと大変だった。隙を見て空いたら上に停めようと思った。
チェックインし、部屋へ向かうと、ある意味素敵な部屋だった。426号室だったけど、一番箱根登山鉄道の踏切と駅がよく見える部屋だったのだ。J君R君狂喜乱舞wずっとここにいても飽きないかもしれないww。
少々疲れていたのでこのままホテルで休もうかとも思ったが、箱根フリーパスを有効に使いたいとかで、とりあえず強羅駅へ行き、フリーパスを購入。せっかくだからとそのままケーブルカーに乗って早雲山まで行って帰ってきた。ケーブルカーは珍しいのか、外国人も物珍しげに写真をたくさん撮っていた。外国人は、韓国中国っぽい人も、欧米系の人も、とにかくたくさんいた。

良い時間になったのでホテルに戻り、嫁は風呂に入りその間、私は運転疲れから横になり、坊たちは窓から見える箱根登山鉄道に夢中。夕食のバイキングを食べた後は、男衆が風呂に入って湯上がりの一杯を飲んで寝た。しかし私だけなかなか寝付けず。ホテル室内は微妙に湿気があって寝苦しかったのだ。うだうだしながら、まだ考えていなかった明日の行程を考え2通りのプランを割り出し、ようやく眠くなって寝ようとしたときは深夜3時。むう。