秋葉原の通り魔殺人

犯人の理不尽極まりない行為に激しい憤りを感じる。亡くなられた方の無念、残された遺族・友人・関係者のことを思うと、その胸中察して余りある。しかし、許し難い事件なのに、ちょっと犯人の境遇に共感を覚えてしまっている自分が居る。確かに進学校で落ちこぼれるのはかなりキツイものがあるし、社会に出てからずっと孤独というのは、例えそれが本人の性格や立ち居振る舞いに起因するものとしても、視野の狭窄、破滅的な思考に結びついていってしまうだろうね。誰かが声をかけるだけで、踏みとどまれたんじゃないかと思うのだけれど、難しい問題だ。せめて、派遣社員同士で声かけ運動でもしていればとも思ったんだが。些細なことでも、声をかけられ続けるとウザいと思っていても有り難いものだからね。