宴会で大失敗

今日の宴会での教訓。飲める人間は飲むべし。決して最後まで素面でいようなんて思わないこと。素面で盛り上がれない人間は尚のこと。
今日は中途採用新規採用併せて4人の新入社員の歓迎会を本社の営業工事技術三課合同で行った。私は幹事の補佐として今日までちょこちょこと準備をしてきた。が、困ったことに、現在維持管理の現場を一カ所抱えているために、私かM主任は車で帰る必要があり、家の都合を考えると私が車に乗る方が適当ということで、酒が飲めなくなってしまった。その時は職責上仕方ないとしてそんなに気にしていなかったのだが、宴会が始まるにつれそのことをとても後悔することになった。
ひたすら飲み放題のお酒の手配に徹していたのだが、飲めないことにより酌をされそうになって相手に不快な顔をされる。最初の内は仕方ないという顔をされるのだが、酒が回ってくるにつれ、「俺の酒が飲めないのか?」的な対応になってくる。これが辛い。また、そのことをきっかけに、日頃の私への本音をぶつけてくる人も出てきたりして、腑が煮えくりかえる思いを味わったりもした。まわりがこうだから、こっちはどんどん醒めてくる。盛り上がらなきゃいけないけど、とても盛り上げようという気分になれない。だから積極的に酌に回る気も失せてくる。もう負の感情のスパイラルが起きて気分盛り下がることこの上ない。まぁ、中には「ずっと見てたよ。お疲れ様」と言ってくれる人も居たのだが。酔っぱらいは、酔いに任せて発散させているが、素面の方は、素面だけに言われたことを全部覚えて居るんだよな。これは大変辛い。今日初めて、飲めない人の気持ちというのが非常によく分かった。
あと、そんなことは私の性格上2〜3日もすれば忘れてしまうのだが、こればっかりは耐えられなかったというのが一つ。酒飲みが酒を目の前にして飲めないということの辛さ。これは禁煙しようとしている元ヘビースモーカーがタバコを勧められたときの辛さにも似ているか。大好物を目の前にして食べられない時と似ているか…etc。とにかく好きな物を目の前にしておあずけを食らう辛さを知った。
次回は、車で帰れなくても大丈夫な工夫を凝らそう。精神衛生上誠によろしくないし、普段飲める奴が飲まないのは、余程前から周知しておかない限り周囲の期待も裏切ってしまい、その場にいるのがいたたまれなくなるから。