博石館に行ってきた。
中津川市の蛭川にある博石館に行ってきた。嫁さんのお友達が「結構楽しめるよ」と紹介してくれたのだそうだ。坊たちにはつまらないかもしれないので、目的地に着くまでどこに行くのかは黙っていた。恵那峡ワンダーランドの向こうにあるので、期待させてしまった分どうなることかとヒヤヒヤしたが…。
親子4人、宝石探しも込みで5000円。ちょっと高いなと思ったが、まぁ良い。最初は、博石館らしく、鉱物が展示されている博物館を見物した。もともと私自身、鉱物には興味が無いのだが、年を食ったせいか、不思議と書いてあることに興味が湧く。J君は学研の教材で知っていたせいか、好きではないが知識の確認として楽しめた様子。R君は全く興味なく、さっさと館を出てしまった。次に見たのが宝石探しのコーナー。小さな木製の皿とビニール袋を渡され、砂と小石を敷き詰めた水路?に撒いてある宝石を制限時間30分で捜すというもの。始めは勝手が分からず。どんな宝石があるかも分からなかったので米粒大の石を拾っていたが、隣でやっている人の皿を見ると大粒の石がゴロゴロ入っていたので、俄然、やる気と集中力が高まった。宝石といっても高価なものではないが、直径2〜3cm程度の紫水晶なども入っているので、結構夢中になった。アサリを掘るより難しい。あと、鍵を見つけると特別に何かもらえるというのもあったので、特に坊たちは夢中になった。結局家族全員で3皿分ぐらい拾い、タオルで拭き、特に綺麗なものについて、J君はストラップを、嫁さんは指輪を作った。ちなみに、どこかのおじさんが鍵を見つけたがルールを分かっていなかったらしく「おい誰だ。こんな鍵を落とした人は?」なんて言っていた。そのおじさん、片手でかったるそうになでるようにして水路をさらっているだけなのに大粒の石を次々と見つけていた。その上、鍵も見つけて。欲を出さないといいのかもしれない。
お昼は駐車場にあったレストランでピラミッドカレーを頂いた。ご飯で作ったピラミッドが2つ皿に乗っかり、砂漠に見立てたカレーが敷いてあった。味は普通だが、視覚的に楽しいカレーだった。坊たちも大喜び。各々大人一皿分を平らげてしまった。
午後は、迷路に挑戦。大理石で組んだ本格的地下迷路で、光の加減を上手に使い、暗闇を演出していたのでなかなかスリルがあった。後半なんか、思いのほか狭くて暗くて行き止まりも多かったので、本当に出られるのか心配になってしまったほどだ。今ここで地震が起きたらどうしようなんてことも考えた。
地味そうな博物館だったが、実際にはなかなか楽しめるところだった。もう一度行こうと思うほどではないけれど、坊たちもとても楽しめたようで何より。