坊たちの昔

親の複合機を借りて、フィルムのネガから写真データをスキャンするという作業を嫁がコツコツとやっている。親から頼まれている分は業務上のことなので少なからずアルバイト料を貰ってやっている。ただ、データ化を頼まれた写真の中には、孫を写した写真もあったりして、思わず見入ってしまう事しばしば。
今日も嫁がやっていたデータの中に、J君R君がまだそれぞれ3歳と1歳だったころの写真があり、「こいつらこんなに可愛らしかったっけ?」と思うほどの愛らしい笑顔をしていた。思わず目じりが下がる。それが今では生意気に…いや凛々しく大人っぽくなりつつあるJ君と、2年生になって下級生が出来てから少しはお兄ちゃんらしくなってきたR君になっているわけだから、この写真を撮ってからの7年を考えてみても子供の成長にはそれなりに歴史があったなぁと感慨に浸ってしまった。あっという間のようだったけど、いろいろあった。長かったし短かった7年。時間の感覚とは不思議なものである。