現場の事情とトラブルへの姿勢と

先週連絡のあったトラブル発生現場へ調査のため赴いた。朝4時半に起きて5時半に家を出、伊賀上野の現場まで直行。渋滞を心配して早く出たのだが、杞憂だったようで予定より1時間以上早く着いてしまった。
現場で保守点検担当者と保守点検責任者と共に原因の調査。担当者からは工事への批判ばかり聞かされ「私に言ってどないすんですか」と内心思いつつも受け流して現場をよく見た。確かに工事の不備っぽい点がいくつか目につき、トラブルの原因もそこにあるようだった。しかし、お客様にこのことを今説明していいものかどうかは迷う。調査後に説明を求めたお客様には、原因の断定は避け、考えられる原因を一つずつつぶして対処していく旨説明した。
それにしても、どう考えても支店内の問題なのに呼び出された挙げ句に同じ支店内の人間への批判を聞かされるのは納得いかない。なんで当事者同士で話し合わないのか。おまけに担当者自身、異常に気がつきながらも現状維持ばかりに努め、改善をしない。相談もしない。なんでだ?
現場が忙しくて、そうそう一つの現場のトラブルに時間を割けない事情はよく分かるが、だったら尚更然るべき人間にすぐ相談するなり、仕事を振るなりすればいいのではないか。どうにもならなくなってから呼び出されても改善に時間を要するし、無駄も多い。問題解決の教育を徹底しなければならないと思う。例え相手が30年以上のベテランであっても。