地下鉄開業50周年記念

前々から坊たちと約束していたので、朝早く起きて藤が丘工場に行って来た。確か去年も今ぐらいの時期に日進工場に行った様な気がする。やってることは似たようなこととは思うが、鉄道好きには待ちに待ったイベントなのだろう。半ば、坊たちの「行きたいよー行きたいよー」口撃に押される形で決めたのだった。
行きのバス停からして、J君R君のお友達と行き会う。クラスメイトにも鉄道好きはいるようだ。みんな徳重−原−八事−本山−藤が丘のルートで行くようだが、私らは乗換えが面倒だったので、遠回りになるが徳重−野並−今池−藤が丘のルートを選んだ。地下鉄は比較的空いていたので今日は案が混まないのではないかと思ったが、考えが甘かった。つまり、みなさんもっと早くに出かけていたのである。藤が丘駅から徒歩5分程度にある藤が丘工場は既に記念品販売の列が出来上がっており、凄い混雑振りであった。

今回の目玉は、東山線の旧車両の精密モデル(一応Nゲージ)。2両入って1セット1800円。何だか中途半端に高いが、坊たちがせがむので仕方なく並んだ。販売は記念行事開催時刻の10時前から始まったが、列はなかなか進まず、私らが買えた時には既に1時間半近くが経過していた。


途中、J君は機転を利かして、他のチケットを取りに行った。車掌さんを体験するブースの整理券だ。なかなか頭が回るようになったねJ君。記念品は買ってみると思ったよりちゃちい気がした。これで1800円か…。
記念品購入後は工場内へ。工場内では、Nゲージコーナーや、

車両をホイストクレーンを使って台車から外して他の台車に載せるコーナー、




新型の東山線車両の展示、



点検車両の展示、などなどがあった。

工場の外では記念ペイント車両が走り、

通常の車庫もあり、

イベントのある車庫ではこんな感じであった。

時間が来たので車掌体験のコーナーへ。J君もR君も上手にアナウンスが出来た。特にJ君は、さすがは放送委員という感じで凄く上手に滑らかなアナウンスをやっていた。その後運転席でもパチリ。


昼を回っても坊たちの好奇心は治まらず、腹減らない?と聞いても減ってないとにべも無い。でも時間を切って帰ることを決めないとと時間を伝えようとしたら、貨物の入れ替えの仕組みをNゲージで操作しながら学ぶコーナーにR君が並んでしまい、続いてJ君も並んでしまったものだから、30分以上延長。よくできたコーナーで、割と本格的に操車場での貨車の入れ替えをシミュレートできるのだが一人当たりの時間が多くてなかなか順番が回ってこなかった。R君もJ君も日頃いろんなところで操作して遊んでいたせいか、実に見事なダイヤル捌きで滑らかに模型貨物車を操作し、特にJ君は係りの人から「あ…、スピード出しすぎ」と言われたのにピタっと貨車を定位置に停めたので周囲から「おおー」「凄ーい」などと賞賛されていた。





貨物シミュレーションが終わったら帰ることに。途中、リサイクル品コーナーで何か掘り出し物をと思ったが、日進工場の時と違って、長蛇の列が出来て人数制限しながらの販売をしていたので止めた。

帰りに、嫁から土産を頼まれていたので藤が丘の商工会議所で「リニモなか」を買った。

藤が丘駅前のカレーのココ一番で遅い昼食を取り、帰途に着く。家では早速「リニモなか」を食べた。ちょっと水飴の多い餡だったがなかなか美味しかった。疲れていたからだろうけど。