また、人が辞めていく。元支店長の人が、支店の業績不振の責任を取るような形で。1年だけ収益が悪かっただけで更迭され、支店長の役職を取り上げられるばかりか何の肩書きも無くなり、慣れない保守点検業務の補助に駆り出された結果だ。言うまでも無く、この人事は辞めろという無言の圧力をかけるためのもの。
日頃、技術の立場で会社への不平を言っているけれど、営業マンは高給を取っている分、要求されることがかなり厳しいようだ。ノルマを課せられ、お客と会社の板ばさみに合い、結果を出せないと干される。厳しいね。でも、1年で判断してしまうのはいかがなものか。何年もかけてお金になる畑を作り上げるという営業だってあるはずだ。元支店長はそう言っていた。どうも会社の考えがいまだに良く分からない。何も考えていないのかもしれないが。