嫁と母からの報告では、今日のリフォーム検査は大勝利だったそうだ。早い話がこちらの主張が全て通り、不具合のあったサッシと壁は全てやり直しとなった。拍子抜けするくらいに、初めからSハウスの対応は腰が低く、謝罪後話が続かなくなるくらいだったそうだ。
話し合いの中で、サッシ工事の仕上がりの悪さ(素人工事よりもひどかった)を指摘したときは、Sハウスもその悪さに唖然とし、同行してた工事担当の職人は青ざめたまま正座していたそうだ。もう、後で逆切れして家に火を放たれるんじゃないかと心配したくらいに腕が震えていたらしい。そりゃそうだろうな。工事は成果が形で残ってしまうんだから。これでこの業者も手を抜くことの怖さがよく分かったんじゃないか?
営業担当者の対応の悪さも話題になった。とにかく話を聞かない、理解しない、段取り悪い、連絡をよこさない、独断で進めてしまうetc…。一番ひどかった、工事が終わってないのにサインと入金を要求した件では、しどろもどろになって言い訳をしてたそうだが、もうここまでくると半ば犯罪である。他にもサンプルを持ってこない、各工事の終了確認をしないことも、みーんな工務部長さんにぶちまけた。営業担当者は嫁と母の前で、その部長から何度も叱られていたそうだ。でも、まったく堪えていなかったっぽいとのこと。馬鹿は簡単には治らない。年を取ったのなら尚更。客を減らすから営業から外してはどうかと思った。
とにかく、主張が全て通った。やはりあのFAXが効いたらしい。というのも、工務部長さんの手元にマーカーでチェックされ、欄外にメモがびっしり書かれたあのFAXのコピーがあったそうだから。客からの苦情は、文書でやると効果的なのかもしれない。会社側も、それがそのまま問題提起の資料として使えるし、業務改善には打ってつけなんだろう。夜中の2時までかかって書いた資料だったし、やってよかったと、夫婦共々心から思った。