急に思い立って、常滑で催されている常滑焼き祭りに行った。目当ては2000発の花火である。R君が大きい音が苦手なので、どこかの空き地から遠くに見えればいいや、ぐらいに思っていたのだが、渋滞しながらも花火まで1kmも離れていない場所の臨時駐車場に停めることができたので間近に見ることになった。
距離が近いので、音が凄い。まさに「よつばと!」の恵那ちゃんの言う「顔が音に当たる」である。あれは二尺球だったのだろうか。久々に空いっぱいに広がる大きな花火を見た。こうして花火を会場まで見に行くこと自体、10年ぶりぐらいに感じる。とても良かった。R君も耳を塞ぎながらも目を輝かせて観ていた。もう平気になったかな。


花火が終わってからは、駐車場内の混雑が大変だった。割り込みの静かな戦いが繰り広げられ、私も相当切れそうになったのだが、あまりのマナーの悪さに嫁やJ君まで切れ始めたら却って私の頭が醒めてきて、慎重に運転できた。悪い奴にも、敢えて譲ってやった。もちろん、順番をなるべく守った形で車を詰めながら。先に行ったところで、ずっと渋滞しているので大した差ができるわけではない。トラブルを起こさないことが肝要であると思う。