今日は嫁の実家へ帰った。結婚以来の嫁の両親との約束で、月に一度は帰省するっていうのをかれこれ11年も続けている。本日は嫁のかねてからの希望と、私の突発的なわがままで、晩御飯をバーベキューにしようということになり、帰省の荷物にバーベーキューセットを積み込んだ。ちょっと強引だったかなと思ったが、実家のほうでも面倒だから焼肉にでもしようかと思っていたそうで、渡りに船という奴でバーべキューパーティーとなった。
嫁の実家は畑のど真ん中にあるのでとても静かである。また、そんな環境だから、名古屋の時のように周囲に気兼ねすることなくガンガンバーベキューなんぞをできる。今日はちょっと火起し筒に炭を詰め過ぎて失敗したので周囲にもうもうと白煙を出してしまったのだが気にする必要も無く、心置きなく火起しに専念できた。炭火を起すのは楽しい。ちょっとしたコツで簡単に炭を起せるので、それが出来た時が楽しい。上手くいかないと白煙もうもうで焦る。
本日のお肉は、義父母が奮発してくれたので、脂が乗っていて火柱がぼんぼん立ってしまった。それがまた表面コンガリ中ジューシーで美味い焼肉になって、うん、やはり材料代をケチってはいけないね。
時折聞こえる新幹線通過の轟音や、JRや名鉄の通過する音以外は、BGMに虫の音と風の音のみ。焼肉のジュージュー焼ける音すら風流に聞こえる中、麦酒片手に焼き立てを口に頬張るのは至福であった。
また、後片付けの時に、暗闇に煌々と赤く光る炭火も風情がある。いい。