自動車業界が困っているらしい。あのトヨタも困っているから何事かというと、国内の販売台数が伸び悩んでいるのだそうだ。原因はどうやら若年層の購買が減少からなのだそうだ。意識調査し、何らかの手を打たねばというが、問題は営業部門がどうにかアピールして済む問題でも無い気がするのだがどうだろうか。
最近の若者が車に価値を見出さないなんて調査結果もあるそうだが、これは違うのではないか。純粋に買えない若者が増えているのではないのか?格差社会だかなんだかしらないが、自動車を買うほどの経済的余裕のある若者は今非常に少なくなっているのではないのか。そうしたのは経団連の連中ではなかったのかね。話は別に自動車に限ったことではない。購買力のある世代を育てることを阻んできておいて、売れないどうしよう?もないもんだ。お客様が豊かになってくれないと、商品が売れないのは当たり前のことでしょうが。その辺、トップの人たちは分かっているのだろうか。高いところに居すぎて、国内の大事なことを忘れているんじゃあるまいか。ちゃんと適正な給料を払ってやること、できるだけ正規の社員として雇ってあげること。ひいては将来の有望なお客様として豊かに成長してもらうこと。これが企業が持続ある社会を推し進めていくのに当たり前の策ではないのか。次世代を貧乏にさせておいて、目先のことしか見えない経団連のトップは今一度足元から見直すべきだ。
などと熱く思いつつ、昨日の運動会の筋肉痛に悩まされながら、ゴロゴロと横になっていた1日だったことよ。