嫁の希望で瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムというところに行った。瀬戸市や瀬戸物の歴史を展示してある博物館で、陶器の販売もやっている。坊たちを連れてくるえさとしては、館内に昔の名鉄瀬戸線が展示されているということで付いてこさせた。
入ってすぐに名鉄瀬戸線の車両が半分だけ展示されていたが1両のみ。坊たちが運転席で遊んでいる間に他の展示を見ていた。もともと陶磁器には興味があったけれど、この年になりますますこういうものが好きになってきたようだ。というのも展示を見ていて非常に心が和むのである。また、今まで大して興味を持たなかった陶器の歴史や、製法についての展示もついつい見入ってしまった。物作りという点でとても面白く感じたのだ。
館内には好きな茶器で抹茶が飲める休憩所があり、迷わず頼んでしまった。私は黒い曜天目なんたらかんたらで飲んだ。抹茶自体久しぶりに飲んだが、非常に美味しく感じられた。もっとも、爺むさい味覚を持つ坊たちに半分以上飲まれてしまったのだが。
陶磁器をしっかり堪能した後は、坊たちの強い要望で尾張瀬戸駅へ。嫁は鉄道に興味が無いので近くの食器売り場へ。坊たちは、瀬戸蔵がつまらなかった分、名鉄瀬戸線のポイント切り替えの現場や、急行の発車をしっかり堪能してきたようだった。