今日は私と坊たち2人の3人で、名古屋臨海鉄道巡りをした。嫁は鉄道に興味が無いので留守番。いや、私とてそんなに好きなわけではないのだが、息子と一緒にあれこれ下調べしていると結構ワクワクしてしまったので、行くことになった。
ナビを敢えて長男坊に任せ、いざ出発。初めは東港駅というところを目指した。東港駅は貨物業務のための駅のせいか、あまり駅らしくなく、名古屋臨海鉄道の研修センターも兼ねていた。駅のある側は、車を停められそうなところが無かったため、しばらくうろうろしたあとで、諦めて反対側に回ることにした。撮影ポイントを求めてノアを繰る。なんだかワクワクしっぱなしであった。
反対側には線路沿いに狭い月極駐車場があったので、そこにちょっと停めさせてもらって写真を撮った。広い操車場にタンクがたくさん並んでいた(勉強不足なんで、なんていう貨車なのかよく分からない)。

名古屋臨海鉄道のシンボルともいえる青い機関車も停まっていた。


ここを見た後、更に大同工業大学のキャンパス近くに回って、進入できるところまで車を入れて停め、そこから写真を撮った。どうも廃車されたらしい機関車があった。錆び方が無残に見えたが、好きな人が見れば堪らないものだろうか。

この後、名鉄築港線東名古屋港駅へ行った。リニアモーターカー実験線がまだあるかもしれないと期待して向かったのだが、残念なことに、リニアモーターカーらしいものは全く無かった。既にリニモが実用化されているので当然といえば当然か。
さらに移動し、笠寺駅へ。ワンコインパーキングに車を停め、陸橋へ上がった。ここは頻繁にJR東海道線東海道新幹線が通る。特に新幹線はかなりのスピードで、カーブしながら来るのでかなりの迫力がある。しばし長男坊の動画撮影に付き合っていた。途中2回ほど貨物列車が来たが、陸橋のフェンスと架線が邪魔してよく見えない。以前見た塩浜駅のように、写真撮影用に金網が破られているようなところではなかったので、いい写真は撮れず。坊たちもすぐそのことに気づき、次に行こうと言い出した。
次に行こうと言われたものの、特にあてが無かったので、先ほど見ていた東港駅の操車場の更に大江川よりの鉄橋近くまで行くことにした。車は入れないのでガード手前で停めてあとは400mほど歩いていった。船見ポンプ場というところの傍である。不法投棄っぽいゴミが捨ててあったり、ここで住んでいるらしい路上生活者がいたりしてちょっと雰囲気の悪いところではあったが、なかなか撮影ポイントとしてはよさそうなところだった。東を見るとちょうど名鉄常滑線の踏切が見え、時折赤い列車やミュースカイが通過する。ハイテンションになってはしゃぎまくる次男坊をどうにか押さえ、待つこと30分位か。途中待ちくたびれて、歩いて東港駅まで運行表の看板が無いか見に行ったりもした。道中、草むらからやたらカサカサ小動物が動いている音が聞こえ、臆病な次男坊が肩車してくれというのでしてやった。えらく重くなっており、後に肩こりとなってしまった。
30分程度待っても何の変化も無かったため、坊たちにも待ちくたびれた雰囲気が出始め、また下調べして来ようかと話しながら車へ戻ろうとした時に、汽笛が聞こえた。ダッシュで撮影ポイントへ戻る長男坊。次男坊を肩車しながらドタドタと戻る私。しばらくすると青い機関車が長い長い貨車の列を繋げてゆっくりと進んできた。

動画を撮る長男坊。連続シャッターで写真を撮る私。機関車は橋を渡ったと思ったら停止し、また戻り始めた。ここでまた撮影。行ったかと思っていたらまたこちらに来る機関車。どうも貨車の入れ替えをしていたようだ。この後4回くらい往復して貨車を整理していた。もう長男坊も次男坊もホクホク顔。
帰ってからもその話題で持ちきり。次はどこ行こうかと、地図とにらめっこしている坊たちだった。
次は枇杷島にある新幹線の基地にでも行こうかな。