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午前中、熱田神宮で車の御祓いをしてきた。天気も良かったせいか、神社は七五三や結婚式で大賑わいであったが、幸い車の御祓いはそんなに混んでいなかった。入り口で警備員に案内してもらい、御祓いの場所へ向かった時、そこまでの道が細いぐにゃぐにゃしたクランクだったので、自動車学校に通っていた頃を思い出してしまった。車を止め、受付票に住所と名前をふりがな付きで書き込み、自動車のナンバーも間違いないよう注意しながら書き、受付窓口へ行った。初穂料は庶民的な額で済ませた。御祓いは、てっきり神主さんが車の前でもにょもにょと祝詞を唱えて御祓いするだけを想像していたのだが、さすが熱田神宮。神殿で厳かな祝詞を唱え、運転者及び車の御祓いを厳かな雰囲気で行った後に、車に対しても1台ずつ直接御祓いをし、最後に巫女さん2人が両手に持った鈴で鈴祓い(鈴を鳴らしながら車の周りを回り、車中にも鈴を入れて鳴らす)を行うという本格的な御祓いであった。祝詞で大真面目に住所と名前と車のナンバーを唱えたときはちょっと笑ってしまったが。想像以上に厳かな御祓いだったので、写真を撮ろうと思っていたのに圧倒されて出来なかった。残念。巫女さんはなかなか可愛らしいお嬢さんだった。
御祓い後は、しばらくは事故なぞ起きそうに無いような、車がオーラに包まれたような気になったのは、自分で購入した新車に御祓いを済ませた安心からか。秋晴れの空の下、捌くハンドルも軽やかに、家路に着いた。
帰ってからも何のかんの用事で車で外出したが、おかげで大分ノアの運転に慣れてきた。