うちの地域にはお月見泥棒なる行事がある。十五夜の日に子供たちが集団で各家々を回り、お菓子をたかる行事である。子供の頃の記憶で名古屋のここでそんな行事があったなんて記憶がない。しかも、隣の学区にはこの行事は無かったりする。全国的にもまばらに行われているようである。
思うに新興住宅街などのような比較的町の歴史が浅い地域などで、子供たちと大人と地域の交流を深めるためにこの行事が考え出され、全国に広まって行ったのではないだろうか。
去年、菓子をたっぷり準備して待っていたのにほとんど誰も来なかったので、今年もあまり来ないだろうと前年度比20%減の準備にしていたら大勢がたかりに来て、すぐにSOLDOUTしてしまった、と嫁。どうやら外へのベクトルが活発な次男坊が、1年生なのにも関わらず学校で有名人になってしまったことが原因のようだ。お兄ちゃんのときはぜんぜん来なかったのにね。来年は、一体どれだけ用意しておかねばならないのか、想像するとため息が出る。
ところでこの行事、どう考えてもハロウィンのパクりだよなぁ。