会議にて

社長の言葉がやけに腑に落ちた。
社長は今回かなり厳しい言葉を発したが、要約すると、
・社員個々のレベルアップ
・会社のレベルアップ
を掲げ、そのためにも個々に相互に厳しい管理をするように言われた。
そして、目標についても、何故その金額の売り上げ目標なのか。また、その数字はどうやって積み上げていくのか。それを個々が理解して働かなければならない。一人一人が経営者の立場で考えていくのだ。
そのためには、今の部署の状況、会社の状況を皆が知り、稼ぐお金の出処に見通しを立てて行かなければいかない。口を開けて餌を待っているだけではだめだ。やはり全員が営業であり、工事であり、設計であり、メンテであり、経理であり、そして経営者のつもりで考えなければいけない。そしてそれが出来るのが中小企業の強みではないだろうか。その気になれば他の部署の仕事内容だって分かるのだ。

しかしよく考えたら、同規模の他所の会社なら当たり前にやっていることで、ウチの会社が出来ていないだけのような気がする。ウチの会社は伝統的に個人商店の集まり。ようやく、組織的に仕事をすることを求められたのかもしれない。
今まで、個々の仕事の状況の管理なんてそんなに厳しくやっていなかった。これからは、最低限毎月の会議で互いの状況を確認し、上司は部下の状況を管理し、至らない点は補うなどをしていく。本当に当たり前の事のような気がするが、今までやっていた記憶もない。すっげえ会社だ。どうやら優れたプレイヤーに支えられていただけなのかもしれない。ウチの会社は。