対処対処

朝、O社に出向き、関係者に謝罪と説明をした。1人では心許なかったので、こういうことには慣れっこのK課長にも同行してもらった。一応の納得をしていただいた上で、今度はそのまま現場へ赴き、監督に謝罪と説明。昨日とは打って変わり、紳士的に抗議するN監督。K課長が居たからかもしれないが、うまく話しをまとめてくれた。ただ、笑いながらも「おたくは日本一の水処理メーカーなんだから」とか言われたのがちょっと辛かった。技術的な根拠についてもいろいろ痛いところを突かれた。こうして批判に晒されると、いかに当社の技術が慣れと惰性だけで仕事をしてきたか分かる。賢いお客様を納得させられるだけの根拠を持っていないのだ。情けない。別れ際、監督から「昨日はきついことを言ってしまって悪かった。だけど、おたくへの嘘偽りない本音だと言うことは理解してほしい」と言われた。信用していたからこその怒り、ということか。しっかりしろよ、の激励を受け止めた。
社に戻り、少しでもまともな説明をと思い、報告書を作成する。明日はいよいよO社さんと共に設計事務所へ謝罪と説明である。