だまし絵美術館

今日が最後というので、講演会のついでにJ君と一緒に見に行った。嫁とR君は行列に並ぶのが嫌だからと電気の科学館に行った。
確かに凄い行列であった。愛知万博を思い出させるほどである。しかし、見ていると意外と早く行列は進んでいるため、直前まで迷っていたが並んでみることにした。40分ほど並んでチケットを買い、即入れた。中は大変混雑していたが、せっかくなのでじっくりゆっくり見ていった。作品のほとんどは私もよく知っているものばかりであったが、J君にはとても新鮮だったようで熱心に見ていた。最後の方に展示されていた現代の作品の中には意表を突かれるモノもあった。特に遠近法を応用して、奥に見えるのが実は手前に飛び出ていて、見る角度でめまいを起こすほどに不思議な見え方をする絵だとか、どうやって絞りを調整したのか実際に風景写真をミニチュア模型の写真のように見せかけたり、なかなか見応えがあった。
あまり面白かったので、画集を購入。家に帰ってから、あれほど美術館を嫌がっていたR君が不思議な絵を熱心に見、あれやこれやJ君に質問しまくっていた。一緒に行けば良かったのにね、R君。