会社から戻ったのは10時を回っていたのだが、R君がなかなか寝付けないで居た。義祖父(坊たちにとっては曾おじいちゃん)の死がショックだったらしい。顔を覗き込むと、布団の中で涙をポロポロ流していた。私はほとんど義祖父とは接触がなかったので分からないのだが、坊たちはよく遊びに行っていたので、それだけショックが大きいのだろう。
私の時は身内が死ぬことは全くなかったが、坊たちは短い期間に既に6人の身内の死を経験している。この年で人の死を悼む涙を流せることは、幸運なのかもしれない。ちょっと不謹慎かもしれないけど。