連合運動会

今日は会社を休んで、名古屋市中の支援学級・支援学校の子らを集めて開催される連合運動会に参加してきた。今年は天候に恵まれたが、緑区の小学校に割り当てられた席が例年と違って南向きの席だったために暑いくらいだった。実は参加前にアンケートが配られており、大規模になった連合運動会の継続の是非について問われていた。去年あたりから、全員参加が出来ておらず訳も分からないまま待たされる時間が多いだとか、楽しめているのが一部の学校だけではないかという疑問や、各々の障害の内容に合った大会になっているか等の疑問もあり、今年についても正直なところ参加意欲は薄かった。しかし、実際に当日になって子供達の様子を見ていると、とても楽しみにしていたようだし、退屈なりに(雰囲気を?)楽しんでいたようなので、子供視点から見れば意義のある大会なのかもしれないとも思った。
R君は今日という日を存分に楽しんでいた。参加した競技こそ少ないが、この雰囲気が好きだったようでパニックを起こすことなく絶えず笑っていた。来年もきっと参加したいのだろうな。
うちの学校の子たちも、よそに比べてずいぶんと落ち着いていた。大きな成長が見られる。特に進歩したのは普通学級から今年編入してきたY君。1学期の運動会の時なんか、何故自分が特別支援学級に移ったのか納得がいかず非常に荒れていたのだが、今日はとても落ち着いていて、笑顔も見せていた。
大人の様々な事情はともかくとして、ここはやはり子供達の意見も大事にしないといけないと思う。ただ、やはり中には人混みにストレスを爆発させてしまいパニックを起こしてしまう子もちらほら見受けられたので、強制参加ではなく自由意志での参加にするべきだろう。