*学校との対話

会社から帰ると嫁がかなり荒れていた。聞けば、学校へR君を迎えに行った際に、非常に嫌な思いをしたらしい。
昨日、Oクリニックへ行ってR君の主治医に障害者手帳を貰う意志を伝えたところ、薬の副作用をもう一度調べる必要があるので、保護者と、障害児学級及び交流先の学級の先生から見たR君の様子を問診票に書いてきて欲しいと言われた。それで、今日、嫁はその問診票を持って障害児学級の先生にお願いしようとしたのだが、「もう充分落ち着いているのに、なぜ今また調べなければいけないの?!」「もう通常学級に戻るのは止めたんだから必要ないでしょう?」と強い口調で拒絶され、聞く耳を持ってもらえなかったのだ。先生のそんな態度に、嫁もボルテージが上がってしまい何故調査に同意して貰えないのか食い下がったが、明日もう一度話をしましょうと話を打ち切られてしまった。
この問診票は、R君が服用している薬の副作用を調査するためのものであり、学校の先生方の協力が不可欠なもの。その趣旨は前回の調査時にも説明してお願いしたはずだったのだが…。まぁ確かに医者からの一筆が無かったから、うまく説明できなかったのもあるのだけれど。嫁が怒っていたのはこれが1点目。
もう一つ怒っていたのは、「もう通常学級に戻るのは止めたんだから必要ないでしょう?」の科白。確かに、7月に先生と面談して、来年4年生時に通常学級へ行くことは止める意志を告げた。しかしそれは、現状の学校ではR君を通常学級に通わせるのに十分な体制が整っていないと判断したからであり、そのことは先生にも説明したはず。また、勉強については諦めたわけではないので、交流学級にしろお客様扱いは止めて、公平に扱って欲しい(授業内容変更など帰りの会での連絡をこちらにも回して欲しいなど)ともお願いした。学校の体制が両極端過ぎて、その間に落ちてしまうのが発達障害の子供達であるとも説明した。どうも先生及び学校の認識と、こちらの認識に大きなギャップを感じる。また、乗り込んでいった方が良いかも知れない。交流について当方と学校側との認識のすり合わせが必要だ。