仕事反省会

今日は、2月〜5月にかけて緊急対応した2つの大型物件の反省会があった。反省会をするというのは、つまり赤字になったわけである。社内人件費を抜けば各々4000万近い粗利があったのだが…。なんでこうなっちゃったのか、時系列を追って検証し、今後に生かすというわけである。
社長と、あと第三者的な司会として、三重支店のN店長が出席していた。このN店長というのは技術はからっきしの人だが、建設法に精通していて、そのマネジメント振りは定評がある人だ。実際、今日の会議進行でも、淡々としかし、追及すべき点は多角的に追及して問題点を炙り出していた。あまり好きな人ではなかったのだが、今日の様子を見てかなり見直してしまった。
で、反省会の結果だが、私の参加した東北へ行ったチームは、粛々と淡々と問題点を挙げていき、反省しているそぶりを見せたからか、特にお咎めは無かった。むしろ社長から労いの言葉を掛けられたくらいだった。これに気落ちせずに反省すべき点は反省して次回に生かして欲しいと。しかし、静岡へ行ったチームは互いの仕事の悪さの批判に終始し、罵りあいにまで発展してしまったらしく、終いには傍で聞いていた社長を激怒させた模様。申し合わせていたわけでもないのにこの違い。まぁ東北チームは必死にやったが元請けのレベルが高すぎてついていけなかった面を強調したのに対し、静岡チームは極めて低レベルな問題で言い争った点で駄目だった模様。
しかし、今日の反省会ではY専務の責任が追求されなかった点が気になる。そもそも万全の体制を敷くのはY専務の仕事。それを怠って、その場しのぎの対応をしたからこうなったのだ。たぶん、また繰り返すような気がする。繰り返してはダメだけど。