親同士の対立発生

昨年まで通常学級に在籍して今年から障害児学級に移った5年生のY君。結構いじめられていたらしく、思い出したように相手の名を朽ち汚く罵ったり、過去の悔しさの矛先を他の子に向けて自分がやられたのと同じような暴力を繰り返しているそうだ。だから、発達障害の子だけが集まって指導しやすくなったと思いきや、重い二次障害を抱えてしまったY君が大問題になってしまったらしい。
というのはY君に特に目を付けられて暴力を振るわれるT君が、ストレスからおもらしをするようになってしまったのだ。他の子も時折暴力を振るわれるが、T君は特にY君の標的にされていたらしい。それに対してT君の親が激怒。Y君のお母さんの家に押し掛けて責めること3時間。Y君のお母さんは参ってしまってノイローゼ気味。
T君のお母さんの気持ちは分かるが、被害者加害者の親同士2人きりで話し合ったのは拙かったと思う。せめて先生や、他の親を仲介に立たせるとかね。Y君のお母さんも、Y君の問題にきちんと向き合わず逃げてしまっていたので、これからその二次障害を克服するのは大変なことだ。
そんなこんながあって、ほぼ中立の嫁さんは双方から相談を受けて困ってしまったらしい。思うに、他の親の力も借りないとこの問題の解決は図れないだろうなと思う。まずはY君のお母さんや家族が、Y君の問題と向き合うことが大事だと考える。あと2年でどこまで回復するか分からないが、取り組まなければなるまい。嫁さん頑張れ。