箱根駅伝復路

今年の箱根は大波乱だった。リタイア3校って前代未聞ではないのか?特に東海大の10区でのリタイアは悲しすぎる。足を挫いたらしいので仕方がないといえばそれまでだが…。当の選手も、ほかのメンバーも監督もさぞかし無念であったろう。私もまさかあんな終わり方をするとは思わなかったのでショックだった。あと、大東文化大学のリタイアも。もう少し頑張れそうにも見えたが、監督の決断は正しかったと思いたい。選手の将来を犠牲にしてまで続けるべきではないと思う。そして、順天堂大学。復路も、不調なのかという選手が見受けられたが、昨日のショックが大きかったのだろうか。しかし、10区の矢島選手のラストスパートには感動した。記録には残らないが、それを承知でのあの意地を見せたラストスパート。見ていて胸が熱くなる思いだった。自分の仕事を最後までやり遂げる人は素晴らしい。彼には盛大な拍手を送りたい。
今年も様々なドラマを見せてくれた駅伝。本来個人競技であるマラソンを団体競技にしてしまったところにこの競技の妙があると思う。毎年、あのたすきの重さに感動してしまう。選手の皆さん、お疲れ様でした。