障害児学級の発表会打ち上げ〜みかん狩り

今日は障害児学級の全校発表会打ち上げとして、知多半島美浜までみかん狩りに行った。参加者は一部の子を除きほぼ全員とその家族で総勢31名。担任の先生もここまで揃うとは思っていなかったらしく、大変驚くとともに、協力の良い親たちに感謝していた。何の何の、こちらこそ日頃先生には大変お世話になっているのだから、自分たちも付いて行って先生をサポートしながら一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っていたわけで。
空は真っ青、日差しは柔らかく、絶好のみかん狩り日和。日頃のこの子達の頑張りが、この天気を呼んだのだろうと勝手に思いつつ、小学校に集合。そこから乗り合いで名鉄鳴海駅まで行き、そこから神宮前経由で美浜へ。駐車や切符買いに手間取って急行美浜行きを逃してしまったので、乗り継ぎで行くこととなった。笑ったのは、このときJ君R君をはじめとする鉄道好きの子たちがすぐさま乗り換えの仕方を教えてくれたこと。何でそんなに詳しいんだ君たちはwもっとも先生は念のために駅員さんに確認をしていたが、子供たちの言うとおりだったので二度びっくり。さて電車に乗ると予想していた風景が…w


美浜駅に着き、送迎バスに定員オーバーのまま乗り込み、みかん農園へ。

海産物を肥料にしているのか、蟹や海老が腐ったようなにおいが立ち込めていたが、みかん畑に入るとみかんの甘酸っぱい香りでいっぱいであった。青空にみかんの木の緑の葉とみかんのオレンジ色が実によく映えた。

このみかん農園では基本的に園内では取ったものはその場で食べるのが大原則であった。持ち帰りは厳禁とのこと。みかんばっかりそんなに食べられるかなと思ったが、意外に腹に入る入る。木によって、日当たりによって味が変わるのが面白い。触ってみてやややわらかいものは大抵よく熟れていて甘くて美味しかった。子供たちは嬉しそうに食べており、中には一人で10個以上食べてしまった子も居た。一方我が家のR君はみかんがあまり好きでないようで一つも取らず、食べず、ただひたすら農園を走り回っていた。
みかん狩り後は、園内の建物で餅つき。どうも打ち合わせが上手くいってなかったらしく、親が全部やるのか餅つきは農園の人にやってもらうのかはっきりせず、結局親がやることになってモタモタしてしまった。おかげで、農園の人からは「見ちゃおれん」とブツブツ言われる始末。文句言うのはいいけどさ。ついているお父さんの直接言って正しいつき方を教えた方が建設的だし、結果的に客に喜ばれるのではないのかね?どうも営業が下手な人たちだった。それでもどうにかこうにか餅はつけたので早速お母さんたちで調理。定番のあんこときな粉と大根おろし。31人とは言え、3升の餅は多すぎたようで皆腹が一杯で苦しそうだった。が、ここでも我が家のR君はあんこが嫌いだったので餅には手を付けず、弁当を食べていた。一体、何をしに来たの?



餅も食べ終わり、土産のみかんを貰い、美浜駅へ。土産のみかんは自分たちが農園で食べたのより、なんだかやぐそうなものばかりだった。ちょっと気分悪いなぁ。駅について、電車まで時間があったので待合室で弁当を食べ、自由時間。可愛らしい飼い猫が居たり、ガード下に謎のたぬきが居たりして、結構面白かった。



帰りの電車内でもこんな風景。君たち…

夕方前には小学校に到着し、解散。なかなか良い旅だった。何が良いって、お互いの子供の障害は分かった上で、互いに注意しながらも気兼ねなく面倒を見、話をしながらちょっとした小旅行できたことが楽しかった。また、企画してほしいし、もっと少人数で2〜3家族で行ってもいいなと感じた。
最後に、先生、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。