新そばを食べに、あの有名店へ。

今日は天気も良かったし、新蕎麦の季節だし、そろそろ紅葉の季節なんじゃないかと思い、R153を北上して長野県下伊那郡阿智村にある「おにひら」という店まで蕎麦を食べに行った。片道約100km。ちょっと遠すぎるような気もするが、景色込みである。
この「おにひら」という店。長野県にありながら、何故か愛知県の、特にバイク乗りの人たちには有名な店で、ちょっと山道を流すような人は蕎麦が食べたくなるとわざわざここまで食べに来るというのだ。実はバイク乗りの兄貴に教えてもらった店。兄貴が言ってるだけかと思っていたら、会社の同僚や高校時代の友人の中にも常連客が居たので、そんなに評判ならと前々から行こうと思っていたのだ。
長野まで来ると、流石にもう大分冷え込んでいて、景色もすっかり秋であった。ただ、紅葉のシーズンとしてはまだ早そうだ。これからどんどん紅くなっていくのであろう。

だいたい2時間くらいかかって着いたのだが、店に着いたのが午後1時過ぎということもあって、かなり混雑していた。名古屋市方面からは右折で入ることになるのだが、飯田市方面からの車線に列が出来ていたので、仕方なく一旦通り過ぎて後ろに並んだ。途中、右折で入ろうとする車が何台かいたが、車の行列が出来ているのを見て、皆結局通り過ぎてからUターンして戻ってきていた。そうまでして食べたいほど有名な店なのだなと思った。一度、出口専用と書いてあるところから侵入してきて停めようとした不届き物の爺さんがいたが、場内整理していた店員に一喝されてすごすごと出て行った。とりあえずざまぁみろである。


店で1時間以上待たされたが、土産物屋があり、林檎やら柿やら漬物やらを試食できたので退屈しなかった。イナゴの佃煮なんてのもあって、冗談で坊たちに薦めてみたら食べやがった。美味しいと言っていた。なかなかのチャレンジャーである。私は昔から食べていたので平気だが、嫁は断固拒絶していた。
さて、ようやく通されて、おにひらそばとかけそば×2とアマゴの天ぷらを頼んだ。


J君も満足げに食べていた。

味はもう、言うことなし。ちょっと甘めのつゆがいい。そばも新そばで香り良し。
帰り道、いつも立ち寄る五平餅屋にも寄らず、景色を楽しみながら帰った。