http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071025-00000029-mai-soci ほか
学校に侵入した少年が教師3人を殺傷した事件の判決が出たようだ。一審よりも重い刑になった。新聞を読むと、彼は広汎性発達障害だったらしく、それを理由に責任能力の有無について争われていたようだ。
この事件、本当に少年が発達障害だったとしたら、少年刑務所へ送るのは無意味と思う。刑に服するということは満たせるが、少年の更生という観点からは甚だ疑問を感じる。刑務所に発達障害に詳しい専門家がいれば良いが、彼らは専門的な適切な指導をしていかないと、本当の罪の償いは出来ないのではないか。それどころか、ますますこじれて二次障害を深める恐れもある。もっとも、本当に発達障害だったのか、また発達障害に起因する事件だったのかは疑わしいのだが。
何にせよ、こういう形で発達障害というものが世間に知れ渡るのは、辛い。偏見がますます増えるかもしれない。