今日は某トヨタ系の工場の処理施設に、施設改造の件で試験運転調査に行った。この現場は以前うちの会社の新入社員研修にも使わせてもらった施設で、ちょうどバブル全盛時にふんだんにお金を使って建てた施設だ。だから、とても豪華仕様で、そしてわかりやすい教科書的な施設になっている。
お客さんはその工場の管理をしている会社で、水処理の常駐管理者が2〜3人ほどいらっしゃる。いろいろ打ち合わせをした帰り道、同行した上司からうちの会社がどうにもならなくなっても、君ならこういうところに再就職も可能ではないかと真顔で言われた。給料もいいらしいし、勤務時間もはっきりしているので少々魅力的だ。ただ、ずっとこの工場に常駐というのは、しょっちゅう東京やら大阪へ出張していた身としては、世界が狭くなってしまうようでさびしいものも感じる。ただ、上司の話は少し勇気付けられた気がする。会社に縛られないという意味で。