チルド輸送だったせいか、今日のお昼前に届いていた蟹はちょうどいい具合だった。早速、食卓に上げ、みんなで食べた。

坊たちにはちょっとほじるのが大変そうだったので、私がほじっては与えていた。こんなに美味い毛蟹は初めて食べた。ズワイガニも無論、美味しかったのだが、毛蟹はその上を行っていた。毛蟹はクリガニ類に分類され、身がホロリホロリと栗の実のように取れる様からそう名づけられた分類だそうだが、まさに栗のような感じの肉質だった。今まで食べたことのある毛蟹は身がスカスカだったので、あまりいいイメージは持っていなかったのだが、今回で、やはり美味い蟹なんだと思った。いろいろ爺婆からご馳走してもらった経験のある長男坊も毛蟹は初めてのことで「美味い美味い」とニコニコ顔で食べていた。しかし…。
さすがに4杯は多かったね。毛蟹を2杯残してしまった。でも風呂上りに嫁と2人で黙々と穿り出し、皿いっぱいに身を盛り付け、箸で思いっきりつまみ上げ大口で食べたのは至福の味であった。

それでも皿に半分残ってしまったので、これは明日の朝に蟹チャーハンにすることとなった。
ごちそうさま。