昨日、ついつい感情に任せて長男坊をきつく叱りつけてしまった。頭が冷えて自分のしたことを振り返るに、そんな叱り方すること無かったかな、そもそも叱るようなことだったかな、と少々自己嫌悪に陥ってしまった。理想としては、何事も子供たちに対しては理と心で諭したいのだが、実際にはその日の機嫌とかに大きく左右されてしまう。冷静でいられなくなってしまうことがある。実際、生意気盛りなんで、ついついカチンときてしまうことが多い。そこで怒りを押えて対処できれば大人なんだろうが、そこまで私は人間がまだできていないようだ。
きっかけは些細なこと。土曜日に学校の関係で次男坊と嫁が遠足に行ってしまうので、その間に次男坊と一緒では絶対に行けない場所−映画館に行こうと長男坊に声をかけたこと。その時の長男坊のリアクションにカチンと来てしまい、ついつい半べそかかせるまで叱りつけてしまった。長男坊は、映画館と聞いて「僕、映画館より水族館行きたい」と返事。水族館なんて今まで一度も行きたいと言わなかったのだが。それに水族館なら次男坊がいるときでも行ける。だから、次男坊と一緒では決して映画館に行けないから滅多にないチャンスだという事、ミッドランドスクエアに見に行くこと、映画館で見る迫力などを強調して伝えたが、関心が低い。どんな映画が放映中か伝えたら、題名を聞いただけで「見たい奴がなーい。つまらない」。ここで私はちょっとカチンと来る。気を取り直し、「お前、映画館に行ったことあったっけ?」と聞くと「…無いけどぉ」。「映画を観たことあったっけ?」「覚えてない」。ここでかなりカチンと来てしまい、私は説教モードに入ってしまった。
説教の趣旨は、一応、「行った事も無いのに、見たこともないのに、つまらないなどと勝手に決めつけるな。」「本や新聞で読んだだけで知った風な口を利く、頭でっかちの馬鹿にはなるな。」「行ける機会には例え興味が無くても行って見ろ。」「子供のうちから、そんなに好奇心の低いことでどうする」。でも段々ヒートアップしてきて、そもそもの受け答えの態度の悪さや、連れて行って貰える事の有難みを感じていない様子まで言及し、結局泣かせてしまった。水族館に行くんだったら、勝手に一人で行けとまで言ってしまった。orz。こういう言い方は無い。反省してる。
言い訳すれば、このところの多忙さや、同僚が辞めてしまったことなどで、ちょっと情緒不安定だった点はある。でもそれを子供にぶつけちゃいかんよな。うん。自制は難しい。もっと大人にならねば。土曜日は映画館に行ってよかったと思えるくらいに張り切って楽しませよう。