おかげ横丁をぶらぶらしていた時、親父から連絡があった。つい先ほど、祖母が亡くなったと。
12月に足の骨を折ってしまい、それが原因で腎臓を痛めてしまい、透析を受ける体力も無かったために、覚悟してくれとは言われていた。それが今日までもったのは、最後のひ孫、従妹の子の誕生を見届けたかったからか。
祖母は厳しいおばあちゃんという思い出しか無い。子供の頃はいつも叱られていて、行儀が悪いと容赦なく竹の物差しが手や足にピシッと飛んできた。でもおかげさまで、ご飯は残さず食べ物に感謝して食べるようになったいたし、他にもいろいろ影響を受けていたように思う。
今、不思議とあまり悲しくは無い。むしろ長い間お疲れ様でしたという気持ちでいっぱいだ。本当に、お疲れ様でした。