箱根駅伝復路。今年の順天堂大学は強かった。また、普通に走っても総合優勝間違いなしのところを、更に区間新記録を狙う、その意気や誠に天晴れである。思い返せば、番組でも報道していたが、去年の難波選手の無念と、それでも何とか繋いだ襷のおかげで今日の結果があるともいえ、見ていて非常に胸が熱くなった。その頑張りに、あやかりたい。
また、もうひとつ泣けたシーンとして、神奈川大学の鶴見中継所での繰上げスタートがある。襷を繋ぐのにあと20秒が足らず、前方に見えている仲間のアンカーが出発してしまった時の、あの驚愕、困惑、無念の表情。胸にぐっとくるものがあり、思わずもらい泣きしてしまった。一緒に見ていた長男坊もちょっと涙目になっていた。悔しかったろう、さぞ無念だったろう。しかしその無念さをバネに、発奮して次を頑張れればと思う。死力を尽くしても駄目だったなんてことは、成功した人の影にごろごろころがっているものだ。しかし、諦めずに続けている限り、機会は必ずある。私も、そのように発奮し、頑張っていこうと思う。