ちょっとゾッとした話。


昨晩夜中に目が覚めたのよ。
変な音を聞いて。
シュコーー…、シュコーー…、
って。
なんか、人工呼吸器のような音ね。
実は先週、祖母が倒れて搬送先の病院で亡くなったんだけど、その時付けていた人工呼吸器の音にそっくり。
嫁が変な息してるのかと思って、様子を見ようと嫁の方を見ようとした時。
シュコーって音とは別に、嫁が咳き込んだのよ。
え?
じゃあ、このシュコーって音は何?
怖くて嫁の方へ向けず。
シュコーって音と咳き込む音が別に聞こえ続ける間、固まって動けない私。
何分か過ぎた頃、いきなり嫁が寝返りを打った。
それと同時に、シュコーって呼吸音も消えた。
結局、シュコーって音も、嫁の呼吸音だったようだが、すごく怖かったことだよ。

昇格する人しない人

違いは何なのか。
何故I君は31歳の若さで課長になったのか。
何故後輩のM君は私を超えて課長になれたのか。
何故、Kさんは部長代理にまであがり、今期部長に上がるとまで噂されるのか。
何故、同期のO君は店長にまでなれたのか。
私は何故未だ課長代理なのか。

漠然とだけど、彼らと私には大きな意識の違いがあるように感じる。行動にも考え方にも違いがあるように感じている。
先輩のKUさんはもう9年も課長をやっている。そして、態度、姿勢、発言、考え方、行動に私と同じ臭いというか雰囲気を感じる。
先日、定年退職されたT総務部長からは「君にはまだまだ伸びしろがある。もう二皮は剥けるよ。努力だよ努力」と発破をかけられた。

このままなら、ずっと課長代理どころか主任へ降格もありうる。何が違うのか。まず彼らの行動を真似てみよう。ヒントはたくさん転がっているのかもしれない。

このままじゃいけない。
変わらなければ。今までやっていなかった行動をしてみよう。うすうす良くないなと思っていた行動を改めてみよう。
一番いけない、咄嗟にめんどくさいと思ってしまう考えを改めよう。

会議にて

社長の言葉がやけに腑に落ちた。
社長は今回かなり厳しい言葉を発したが、要約すると、
・社員個々のレベルアップ
・会社のレベルアップ
を掲げ、そのためにも個々に相互に厳しい管理をするように言われた。
そして、目標についても、何故その金額の売り上げ目標なのか。また、その数字はどうやって積み上げていくのか。それを個々が理解して働かなければならない。一人一人が経営者の立場で考えていくのだ。
そのためには、今の部署の状況、会社の状況を皆が知り、稼ぐお金の出処に見通しを立てて行かなければいかない。口を開けて餌を待っているだけではだめだ。やはり全員が営業であり、工事であり、設計であり、メンテであり、経理であり、そして経営者のつもりで考えなければいけない。そしてそれが出来るのが中小企業の強みではないだろうか。その気になれば他の部署の仕事内容だって分かるのだ。

しかしよく考えたら、同規模の他所の会社なら当たり前にやっていることで、ウチの会社が出来ていないだけのような気がする。ウチの会社は伝統的に個人商店の集まり。ようやく、組織的に仕事をすることを求められたのかもしれない。
今まで、個々の仕事の状況の管理なんてそんなに厳しくやっていなかった。これからは、最低限毎月の会議で互いの状況を確認し、上司は部下の状況を管理し、至らない点は補うなどをしていく。本当に当たり前の事のような気がするが、今までやっていた記憶もない。すっげえ会社だ。どうやら優れたプレイヤーに支えられていただけなのかもしれない。ウチの会社は。

全店管理者会議後

懇親会で社内の人といろいろ話した。
人から言われたのは、「もう少し堪え性を持て」と。
社長からは「偏った考え」を捨てろと。「偏った」というのはよく分らないが、ちょっと自覚はある。人から見たら「偏った」なのかな。ちょっと人と考え方が違うな、というのは昔から感じてた。ズレてるっていうのかな。うん、致命的だね。親父から昔、お前はサラリーマンには向いていないと言われたことがあるけど、このことかもしれない。
直属の上司からは、「能力は十分すぎるくらいある。でもあとちょっと。あとちょっとだけ考え方を変えるだけなんだと思う。」と。あとちょっと、何を変えるのか。聞き出せなかったから、これから考えて行かなきゃな。